Dick El Demasiado “Celulitis Popular”
UTKT008 / CD / 2014.07.13 release / 2,500 yen (tax incl.)
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2012年に200枚だけ作られ、日本にごく少量(50枚)輸入され即完売した
限定アナログ盤の初CD化!
ほぼ全曲がライブ録音の「実験的でラフな」(本人談)トラック集。
新曲のボーナストラックと、初回限定のステッカーつき!
8月に来日も決定!
(ツアー情報)
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“聴覚体験に亀裂が入り砕けていく。コンクリートミキサーでMIXするDJは母なる人工自然の余りものを使用する。副産物体験の巨大な問いかけが遠近法を無視して突っ立っている。笑っている様に見える。でも、そうではない。” (EYヨ)
“クンビアのマッドネスをスカムにオルタナに抽出して教えてくれたディックの新作らしい。
ってセンセイこれって最早クンビアだかなんだか、、でも微細にある痺れ/痙攣感はJUKEを先取りしてたんかな。今回も細胞にキ(奇)ます。” (Shhhhh)
2012年にオランダのレーベルから200枚のみ生産されたアナログ盤の初CD化。アナログ盤は2012年発売当時日本に50枚だけ輸入され、即完売。ほぼ全曲がライブ録音の「実験的でラフな」(本人談)トラック集です。ライブ音源にディック・エル・デマシアドならではのエフェクトやエディットがかけられ、類を見ないカオティックなサウンドに!
“celulitis popular B06”はロシアの北極圏にある街Archangelskで零下27度の中、民謡グループSpolochiのミュージシャンたちと録音(曲の加工・エンジニアリングはボブ・ドレイク)。CD用ボーナストラックの”Pepperspray Dance”は2014年4月に完成したばかりの新曲で、ディックのバンド(Sus Exagerados)のメンバー、Don Pifostioもいくつかの楽器とエディットで参加しています。ジャケットのイラストはディック本人画。初回限定でディックのイラストのステッカーつき。パッケージはアナログ盤のボール紙ジャケを再現した紙ジャケ仕様です。8月には来日も決定し、大阪では互いにファンであるEYE (Boredoms)との競演も実現!
ツアー詳細はこちら→ ツアー情報
(タイトルのCelulitis Popularは「大衆のセルライト」の意)
Track list
1. celulitis popular A01
2. celulitis popular A02
3. celulitis popular A03
4. celulitis popular A04
7. celulitis popular A07
8. celulitis popular B01
10. celulitis popular B03
11. celulitis popular B04
12. celulitis popular B05
14. Pepperspray Dance (bonus track)
<プロフィール>
1954年、オランダ・アイントホーフェン市生まれ。父の仕事の関係で20歳までオランダ、グアテマラ、アルゼンチン、南アフリカ、フランスで育つ。この異文化体験によって世界観が広げられた。パリ第8大学で映画・造形美術を専攻。1970〜80年代はインタラクティブ・シネマ、テレビ番組、ビデオ・アート、インディペンデント映画を多数制作。1990年、オランダでパフォーマンス/メディアアート集団IBW(「手頃な狂気のための協会」)を設立、ドイツの著名な国際美術展ドクメンタでパフォーマンス等を行うほか、延べ400時間の海賊ラジオ番組等を制作。
2000年、小説『狂気のクンビアの緩慢だが絶え間ない堕落』の執筆にあたり音楽制作を開始し、電子クンビアを生み出す。2003〜2008年の間にアルバムを5枚リリース。2006年、バルセロナのSonar Festivalに出演。2009年、utakata recordsから日本編集のベスト盤『クンビア・デジタル/エクスペリメンターレ』をリリース、同年来日ツアーを行い、フジロックフェスティバルにも出演(Café de Paris)。2010年8月、再来日ツアー。2012年、アナログ盤『Celulitis Popular』リリース。アート方面では2012年に韓国光州ビエンナーレに出品したほか、オランダVan Abbemuseumやメキシコシティーのエル・チョポ美術館で個展を開催している。